追記:現在はリンクボタンがGoogle Map上に表示されるようになりました。
巷ではGoogleMapsが新しくなったと大騒ぎだとか。かくいう私はただいま仕事場に詰めており簡易ベットで睡眠をとる状態。おっと、それは、今回のお話とは関係なくて、お友達から新しいGoogle Mapsでは「リンク」がなくなったから困っているとご連絡が入って来ました。というのが事の始まり。
「リンク」というのは、目的地などにマークをつけた状態の地図をホームページやブログにiframeを使って埋め込める機能です。確認しところ、確かにその機能はありませんでした。
Mapsとは別に地図作成用ツールが提供される
実のところ、Googleは地図作成用ツールをベータ版として「Maps Engine Lite」なるものを2013年3月末に公開していたのを、検索した結果 Google+ でお世話になっている京都webのYasuo Maedaさんのサイトで知りました。これを使えばさっくり良い感じで仕上げれます。
ちなみに、この地図作成用ツールはGoogleアカウントが必要となります。この部分は憶測ですが今後の重要なポイントになるのではないかと思うので後述します。
それでは、実際に地図作成用ツールにアクセスして、地図をブログに埋め込んでいきましょう。実践あるのみ!!
今回のターゲットは、瀬底島で沖縄そばを一年を通して食べれる唯一のお店、「麺や風゜太郎」にしたいと思います。
1.まずは地図上で、「麺や風゜太郎」の前に営業していお店、「あがたぬくがた」の場所を探し出します
2.画面中央上部のマーカーを選んで「あがたぬくがた」の上にクリック
3.マーカーが置かれるとウィンドウが出るので、ポイント◯◯という部分を店舗名の「麺や風゜太郎」に変える
4.続いて、「説明を追加」に「麺類全般を一品一品こだわりを持って仕立てるお店。個人的には担々麺がお気に入り。フクギに囲まれた癒し系店舗でもある。」と書いておく。これで、どういう店舗か簡単に伝える。(これはGoogleローカルへの登録ではありません)
5.何のお店かマップ上でもイメージできるように、マークをラーメンっぽものに変えます。(Maps Engine Lite からの新機能)
まず缶々をクリック。
次、他のアイコンをクリック。
そしたら、一覧が出るから、それっぽのを選ぶ。
こんな感じでマークが変わる
6.「麺や風゜太郎」は駐車場がわかりにくいので3.4.5.の工程を応用して、駐車場の位置を表示する。
7.右上の「共有」で「限定公開」から「ウェブ上で一般公開」に変更する
8.左上のフォルダーのアイコンをクリックする
9・「自分のサイトに埋め込む」を選ぶ(7.をしないと警告文が出る)
10.サブウィンドウに表示されたiframeタグを全コピーしてブログにペーストし、widthとheightの数値をいじって、大きさを調整する
そうするとこんな感じになります。
ちょっと幅が小さいのはスマホでも表示できるように考慮してみました。あ、サイトがスマホに対応してなかったような。この部分を自動で調整できるようにjQueryなんかでおしゃれなプラグインを作っとくといいかもですね。
今までの埋込み型と決定的に違うのは、Googleアカウントを用いた上で「ウェブ上で一般公開」を選ばなければ、ブログ等に貼り付けれないという事です。この点はいろいろな意味を持っていると思います。これも後述します。
まだ、まだ、いろいろなことが出来そうな地図作成ツール。もっとじっくり使ってみたいです。
Google Maps Engine Lite のライセンス概要
ライセンスの確認をしておきましょう。Liteは基本非商用のみの利用が可能です。商用の場合はGoogleMaps for Businessをお使い下さい。われわれのやっている、沖縄そばのレポートは完全ボランティアの非商用団体なので問題はないかとおもいます。
問題になるような事例も記載されています。英語ですが………。翻訳の精度の保証出来ませんが簡単に訳を。
(原文)
Illustrative non-permitted uses of Google Maps Engine Lite edition:
- Creating and sharing a map of the customers for your small business.
- Creating and sharing a map showcasing the homes you are a realtor for.
- Creating and sharing a map showcasing the city construction projects ongoing within your jurisdiction.
- Creating and sharing a map to display your store locations.
(ホンヤクコンニャク)
Google Maps Engine Lite版の許容できない用途の事例:
- 小さなビジネスだからといって顧客向けに地図を作成または共有しちゃいやーん
- 不動産業の人が仲介する家を紹介するために地図を作成または共有しちゃいやーん
- 貴方の支配下にある都市建設プロジェクトを紹介するために地図を作成または共有しちゃいやーん
- 貴方のお店の場所を表示したからといって地図を作成または共有しちゃいやーん
結構意訳な感じですなぁ。とにかく、金になることに使うならGoogleMaps for Businessを使えということです。
例えば、町中などで案内板と称して置かれている違法看板が沖縄の北部では目立ちますが、本来、そういうものは道に置くなら警察に届け出ろ、他人の土地に置くなら地代を払えということをネット上でもやっているというだけのことですね。
そもそも、違法看板が置かれやすい角地は固定資産税が高いので遠慮なしに取り立ててあげて下さい。
Google Maps も Google+ と オーサーランクに絡んでくるのか?
ちょっと、脱線しまいましたがそれでは憶測のお話です。
従来のGoogle Mapsのリンクは、匿名で地図の上にマークすることが可能でした。でもそれらは、ユーザーが勝手にお店などをGoogleローカルに登録できるのではなく、あくまでも地図の上に置かれたマークでしかありません。
Googleローカルの店舗登録にはPINコードが必要でした。私も何店舗か支援しましたが郵送などでちょっと行き違いもありました。面倒です。
しかし、アカウントと強制的に紐付けることで、これからは地理データと活用しようという流れに変更するのだと思うのです。なので、従来のマイマップが強化されると考えるほうが良いのかと思います。
大好きな本部町の地図を見ていて思いますが、なかなか新しい情報がGoogleサイドに送られることがないようです。そこをオーサーランクと複数の情報からデータ収集の信ぴょう性を上げて解決しようとしているのではないですかね。
更にはブログのオーサーと貼りつけた地図のオーサーの一致度、ブログの内容をある程度はGoogleボットで吟味して信ぴょう性を考慮していくのではないかと妄想しています。妄想です。
でも、Googleボットは僕がファイターズファン、ピーチファンということを知っているようです。たぶん。
今後も、PINコードというシステムは譲れないとおもいますが、仮のGoogleローカルをGoogleが立ち上げておく際に店舗情報の信ぴょう性をどこから手に入れるのかというところが焦点になっているのかなと。
もちろん、認証しているわけですから、オーサーの方にもメリットがあるのでは無いかと思ってます。新しいGoogleMapsに「この周辺に詳しい人」という項目がひっそりと追加されています。この機能はオーサーランクとも通じて来るのではないかと思います。
たとえば、私は本部町をお散歩しながらSoftbankの電波状況報告をこまめに行なっていました。やり続けていると、偶然かもしれませんが、本部町でも人が少ない地域であるにもかかわらず、私が歩いていた地域から改善されていきました。
もし、これが、私から電波状況報告があったからというのがわかれば、こういう細かいことをしとくと、データを吸い上げてくれるんだよという良い事例として、町の人達にも協力を要請することが出来たかとおもいます。ただ、信ぴょう性が無いのでできませんでした。
ちょっと、言いたいことがぼやけだしてますが、見る人とつくる人の区別っていうのもGoogleはしていくんじゃないかなぁと。先の話はつくる側として、一人じゃきついから誰か一緒にやりませんか、そしたらもっと良くなるよって話です。
つくる側はある程度、情報が開示されるのメリットがあります。それが「この周辺に詳しい人」にも通じて来るのではないかと妄想しています。
あと、別の話ですが、先般から、旧GoogleMapsでも、Googleアカウントを担保として店舗等の登録ができるようになっています。確認の上、早ければ数時間後に検索が可能になると書いてありますが、今のところ隠れた迷店「崎本部食堂」は表示していいただけません。
うーん、上記の妄想を仮設として、粘り強くあの手この手で頑張ってみます。
コメント
[…] 地図はグーグルマップエンジンで作成しますが、事前に各サロンさんご自身でグーグルマップエンジンにお店登録をしていただくとすぐに貼り付けすることができます。 […]